【BlueToothで何をするの?したいの?】

とりあえずBlueToothで遊んでみた。目的は、BlueToothモジュール間のコンタクト確認と チョットしたプログラムを作成して動作させてみる。それで?---まぁ暇潰しにはなるだろうし---その後如何するの?---検討中!。

【BlueTooth動作確認用 H/W購入】
BlueToothアダプタ : No1の歌い文句につられ 且つ、低価格(送料込みで¥500-)で販売されていたので購入してしまった。その結果、 HC-06だけ何故かコンタクト率が低い(10回のコンタクト要求で1回程度成功)。
そこで : チョット高めのメーカー品 tp-linkのアダプタを購入。こちらは、ほぼ100%のコンタクト率
HC-06 Or HC-05 シリアルモジュール : HC-05はマスター/スレーブ両方対応品 HC-06はスレーブのみ
FT232RL : USBシリアル変換モジュール---通信モニター用とATコマンド用
その他 : ACアダプタ5VDC CPUボード 各種ケーブル類

【HC-06/HC-05の電気的仕様】
Power 3.6V--6V 信号レベル(ロジックレベル)3.3V
いやらしい仕様である。DC5V仕様の各種基板と接続しても、多分動作すると思うが、基板に対する 電気的ダメージが残る。それでも良いとお考えの方は、それなりに覚悟して使ってね!
方法は2通り?:
①2電源対応--DC3.3VとDC5Vを準備 ロジック(制御基板等)用にはDC3.3Vを使用 HC-05/HC-06のPowerにDC5Vを使用。
➁Level Change基板の購入 又は 自作。

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【Level Change基板製作】
:市販品を購入しても良いが!!

簡単な回路で事足りるので、自作をお勧めしたい。THレベルは、トランジスタBに30kΩで分圧された2.5V電圧に対して、VBE(0.6V) とダイオード(約0.6V)で決まる。すなわち(2.5V-(0.6+0.6))=1.3VがTHレベルとなる。ダイオードの目的は保護目的で実装/未実装 どちらでも「OK」。

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【WindowsPC/iphone用 Bluetooth Terminalのインストール】
:WindowsPCには、MicrosoftからBluetooth Serial Terminal(Free版)をダウンロードしてインストールする。
:iphoneには、App StoreからBluetooth Terminal(BLE)をダウンロードしてインストールする。

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【シリアルポート通信モニタソフトのインストール】
:WindowsPCには、シリアルポートの通信などをモニタリングできるソフトをダウンロードしてインストールする。
お勧めはTera Termらしいが、今回は使い慣れたRS TESTERを使用した。

【WindowsPC Bluetooth Serial Terminal設定】

デバイスの追加

その他のBluetooth設定

①Bluetoothを「ON」に設定
②デバイスの追加へ進む
③デバイスがスキャンされ、HC-06-01が表示されたら接続へ進む(ATコマンドでHC-06-01変更した)
④PINが求められるので”1234”と入力(初期設定は”1234”)
⑤HC-06-01のペアリング済みが表示される。

①全画面のその他のデバイス表示へ進むと本画面が表示される。
②その他のBluetooth設定へと進む

【Bluetooth設定】

*Bluetooth設定HC-06-01のCOMポートが設定されていなければ、COMポートの
追加へ進む。
*COMポートの追加 ①発信(PCが接続を開始)を選択 ➁COMポートデバイスを参照して、HC-06-01が表示されたら次に進む *Bluetooth設定Bluetooth設定画面に戻ると、COMポートが設定されている。
「OK]で終了

【Bluetooth 通信確認テスト準備】

*通信確認テストH/W準備
 RS TESTERにて通信確認。
*RS232C通信設定
 ボーレート9600 -----等の設定
*送信設定 ATコマンド設定時は、Enter
 Key押下で、Enter Keyを送信しないを選択

【Windows用 Bluetooth Serial Terminal 送信文字列は、RS TESTER画面に表示される】

Bluetooth Serial Terminal立上げ

Bluetooth Serial Terminal Send実行

HC-06-01が選択されていれば、Connectを実行。

Connectができれば、本画面にて送受信処理を実行。
尚、文字列にLF/CRを付加させたい場合は、本図の様に設定。

【iphone用 Bluetooth LE 送信文字列は、RS TESTER画面に表示される】

*Scan Device画面HC-06のConnectを実行。--->HC-06の設定画面に推移(FFE0を実行) *FFE0画面 FFE2 Tarminalを選択実行
 --->FFE2画面に推移。
*FFE2画面 送る文字を入力しSend(今回はASCⅡ)尚、読み取りは許可されていない。 *その他の設定画面 PreferencesとData Typesを各々の画面にて設定する。

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【Bluetooth HC-06とCPU基板接続】
:PC/iphoneからBluetoothHC-06と接続確認できたので、
次にCPU基板と接続処理確認を行った。
HC-06に送信文字列を送り、その文字列をDisp基板に表示させる簡単なプログラムを作ってみた。
写真は文字列”ABC”を送った結果である。