・始めに: ダブルハンドルは高すぎる!高くなる理由も理解できる。しかしリールと同価格帯はチョットな~ ダブルハンドル購入の選択肢が無い身としては、気分的に自作ダブルハンドルで満足するしか無い。
・スカート部:
基本ソアレのシングルハンドルを流用(赤丸部)尚、ハンドル軸のピンを抜く作業があるが、
・ノブ軸部:
ノブ取付け部は、ARL-2028E(L=28)をチョイスしたが、M2.6で切り直しが必要である。
アルミパイプの外径φ4肉厚(内径φ2)がホームセンターで入手できるのであれば、そのままM2.6のタップ切が可能で価格も安い。
(但し、ホームセンターで探したが、ほとんど置いて無い。)下段のベアリングインナー部を固定するには、外径5mm/内径4mmのアルミパイプを
5mmにカットして、アルミスペーサーに組み込む。
・ ハンドルノブを2BB化する:
ラインローラーのベアリング交換時期に併せ、ハンドルノブ部を2BB化してみた。
(ラインローラー交換部品を流用)こっちは単純で白いカラーを抜いてベアリングを入れるだけ。今回はダブルハンドルなので S740ZZが4個必要。
結果期待ハズレで、多少巻きの軽さを感じる程度。 ・2BB効果:ベアリング効果を期待するならば、ベアリングのインナーレースを押さえつける構造にすべき、 付属のワッシャー(外径Φ7/内径Φ5)はカラー用で、ベアリングのアウター/インナーレース共に接触する為、滑り摩擦が発生しベアリング効果は期待できない。 さらに言えば、軸が固定なのでインナーレース固定とし、アウターレース(ノブ接触)を回転させるべきで、ベアリング間のインナー押えカラーが必要である。 今回は、このカラーΦ5XΦ4X18.2mm(スペーサー)のみ製作した。このカラーは、ベアリングスラスト荷重を防ぐ役目もある。 ---スペーサーとノブの隙間は0.3mmあるので「OK」とした。 だが、そこまで要求する必要があるのか疑問である?。ラインローラー用ベアリングは、ミニチュアベアリング 【NMB】 ステンレス 両シールド付 DDL-740ZZ 674ZZ 内径4mm×外径7mm×幅2.5mmで、チョット高めのミネベア製。
・ ハンドル部:
ハンドル部は、カーボン Orアルミでも好みのデザインで作れば良い。自作はアルミ3mm厚で ハンドル長45mmと
40mmを製作。
・取付けボス部:
手加工で作る手頃な材料が無く、あっても50個単位とかで、余分な数を買わされる羽目になる。
何とか代替品になるものは無いか検討した結果、ターミナルとアルミ取手である。これならば1個単位で購入できるし入手し易い。
今回は機能優先でターミナルを加工して組み込んだ。
【自作ダブルハンドル:ターミナル編加工詳細】 ”暇潰し”に自作する場合の具体例を書いてみた。 ![]()
・ 組み込み:
取りあえず組み込む。
・ 最終形態:
まぁまぁかな---それはそれなりに満足。
・ こんなものも!: ベイト用ハンドルを、スピニングハンドルに流用するスピニングスカート(ハンドル軸)も手頃で便利かも ・・・図から見た限り、ハンドルの折りたたみは出来ないかも? 尚、ハンドル止めナット(センターナット)をわすれずに!
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