始めに
簡単に自作できる電気ウキトップ。 市販品は接触不良が多く、現地で治せず困ることが多い。
ケミホタルは便利だが、輝度不足で見えづらいし都度使い切りなのが欠点。 そこで、簡単に自作できる電気ウキトップを製作。実際に使用した感想は、
結構明るく実用に耐え得る。使って見ようと思われた方は、是非お試しください。”そしてその結果を・・
ちなみに超高輝度LEDOS5RKA3131A(20000mcd VF=2.1V)Or高輝度LED OSR7CA3131A(7000mcd VF=2.1V)は抵抗付きでは無いので、
必ず電流制限抵抗を付ける事。
尚、下記に各色LEDの仕様と、電流値とVFの関係を測定しているので、発光色チョイスの参考になれば・・・。

材料準備1
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材料準備2
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①OS5RAA3131P 秋月通商 220円/10個 ②抵抗 100Ω1/6W~150Ω1/6W 秋月通商 100円
100個 ③熱収縮チューブΦ2 ④コンタクトHIROSE相当 ⑤透明ABS 6mm丸パイプ
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蛍光塗料で透明パイプの内側を塗装する。・・・輝度が一点に集中するか、
分散するかの違いだけで、特に必要無い。(外側はNG)
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浮きトップ用LED製作
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LED点灯確認
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アノード側に抵抗をハンダ付 ②カソード側にコンタクトをハンダ付け後、チューブ処理。
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+側に抵抗のリードを接触 -側のピンをコンタクトに挿入。
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ABSパイプΦ6応用品
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蛍光塗料塗布 & 接着
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①パイプをカッターで50mmにカット ②Φ4.5/Φ4.8ドリルで追加加工(20mm/5mm)
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ケミホタルの両端をカッターで8mmにカット後、蛍光塗料を爪楊枝等にて塗布後、カット品を接着
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使用済ケミホタル50mm応用品
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蛍光塗料塗布 & 接着
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ケミホタル片方のみカット(内部液&ガラス除去)
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透明(水中灯)& 蛍光塗料塗布品(浮きトップ灯)
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電気ウキトップ点灯
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遠投浮きの挿入側にゴム管装着(完成品)
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赤が一番良く見え、魚の警戒心を招かないので、赤を採用。
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遠投浮きのケミホタル装着穴に挿入すれば完了
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水中灯(集魚灯)点灯
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遠投カゴ近辺にセット
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水中灯の発光色は、青がお勧め(一番遠くまで光が届く)
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遠投カゴ近辺にアタッチチューブでセットすれば完了。
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接触(点灯) について:
ケミホタル50mmの内径はΦ4.8である。測定結果から鑑みると、接触不良を防ぐには穴径Φ4.6以下が望ましい。
Φ4.5のドリル加工はドリル径より大きめの穴になるので、多少キツメではあるが接触不良にならない。

ピン型リチューム電池径と抵抗リード径の測定
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接触不良にならない為の製作
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Φ4.15とΦ0.45でトータルΦ4.6となる
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チョッピリ面倒くさいが、本加工品がベスト
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ピン型リチューム電池取付け状態
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ケースセット(最終形態)
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電池20mmが露出する
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①+②+➂でセット
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完成品
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ケミホタル50対応遠投カゴウキ(参考)
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電気浮きトップ完成(ケミホタルと同等)
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ケミホタル50対応ウキならば、すべて“OK”
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LUMICA 科学発光体について(抜粋)の説明:
発光液成分には毒物及び劇物取締法で指定されている毒物・特定毒物・劇物は一切使用されておりません。
株式会社ルミカの化学発光液は、中性洗剤程度の有害性です(第三者機関より検証されています)。
有害性は低いですが、小さなお子様のご使用には保護者が付き添い、発光体を噛んだり傷つけたりしないように注意をお願いします。
ABSパイプで作る集魚灯(水中灯):
ケミホタルの代替品として、集魚目的 且つ、集魚灯の動きの変化で魚の動きが判断できる。ケミホタルは毎回使い切りに比べ、
自作集魚灯は8回(約30Hr)使えるので、コスト的にもメリットがある。手持ちのLEDは、R/W/Bしかなく、実績のあるケミホタル色にしたかったが、
とりあえずブルーで試してみる。(その結果は?) 尚、使用済ケミホタル50mmを流用した方法が簡単で
ベスト
。(但し、アタッチチューブは6mm用になる)
   
使用済のケミホタル50mmで保管ケース製作?:
使用済ケミホタル50mmのパイプを流用して電気部品を保管。
 
各LEDの電流値とVFの関係を測定
ピン形リチューム電池3Vで、高輝度LEDを点灯させる電流制限抵抗は、赤100Ω(約10mA)
/白39Ω(約4mA)/青39Ω(約5mA)を選択。20mAを流した時のVFは、データーシートに記載されているが、
赤以外のLEDは3Vを超えてしまう(点灯不可)。従って、VF2.85V以下に保つ為の電流を調べた結果が下表である。
ちなみに、白/青共に少ない電流で、目的輝度は事足りると思う~?。
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