【デフレエギ検証・・釣果は、釣行日誌を見て!】

・始めに 初めて釣れたエギ(YAMASHITA エギ王Q LIVE)をこよなく使っていたが・・ メーカー宣伝文句とネット情報に惑わされている様な気がしてならない。エギングに難しい「ウンチク」はいらないし、 ネット情報にあるような高度なテクニックも必要無いと思う。・・ 要するに「エビ」の動きを真似るテクニックがあれば良いのではないか・・・ 「エビ」のイメージは、海底付近にいて逃げ惑う時にピーンと跳ね上がるイメージである。それを模倣できる「ロッド」操作が出来れば十分である。 安価なエギ(デフレエギ)で、着底/フォール姿勢が高価なエギと遜色ないエギがあれば、同じ結果になるのではとの思いで、探してとうとう見つけた。 特に着底姿勢は、根掛り防止のファクターとなる為重視した。タクティクスエンジョイ(TACTICS ENJOY) RX-35-OR 又はRX-35-PR この2種類で十分事足りる。 アオリネットで@192- キャステイングで @199- ナチュラムで@230-(2015年現在)と 約1/4の価格である。原価から見たらこのメーカーが適性価格で、他社が高い価格設定になっている様な気がする。 一般的に釣具の価格は高い! ただこのメーカーの概要は、ネット検索してもよく解らない不思議なメーカーである。 基本的に濁り潮の時はオレンジ系のRX-35-ORを使用。机上と思われるメーカー宣伝と、実釣結果のどちらを信じるかは、人それぞれですが・・・。 高価な釣具(ロッド、リール、ウェア等々)でファッション性と、「カッコ」よさを求めるのも、大切な釣りの要素?として否定はしませんが・・・

検証結果は期待通りの結果である。海の条件もあるだろうが、逆にデイでもナイトでもデフレエギの方が良く釣れた。 最近タクティクスエンジョイ(TACTICS ENJOY)では無くクロスファクター(CROSS FACTOR)のイカエギになっている。

・クロスファクター(CROSS FACTOR)RX-35-OR/RX-35-PR

・デフレエギの補強: 購入後の補強は必須条件となる。特に必要な補強ポイントは、左写真で示した3ポイントである。 補強剤はDAISOで購入できる。(右写真)①は布地の合せ目が剥がれ易い為、万能ボンドで補強。②はカンナ部とシンカー部を エポキシ2液混合タイプで補強(特にカンナ部は、ヒットした時のカンナ抜け防止)③は特に必要とは思わないが、 殆どのエギが蓄光タイプなので本エギでも更に蓄光力をUpさせてみた。蓄光シールを25/4mm幅にカット(4枚取り)を巻き付け後、 ベースコート(クリアー)で防水処理した。

・着低&テンションフォール姿勢(水槽にて): 左側が TACTICS ENJOY 右側がYAMASHITA エギ王Q LIVE

・タックル: エギングを始めてから、種々のPEライン/リーダーを 検証した結果、リーズナブルなタックルとして PE (Rapala RAPINOVA-X EGING 0.8号)  リーダー (Daiwaショックリーダー月下美人フロロカーボン6lb)に落ち着いた。 リーダーに使用していたのは主に右の3種であるが、秋/春共に、Daiwa 6lbで十分である。PEライン強度は17.8lbとショックリーダーに比べて倍以上の強度があるが、 使い古したPEラインでは、リーダーの6lbがPE高切れ防止にもなる。デフレエギと併せて是非お勧めしたい。 尚、号数表示のラインの引張強度は低い。(実測値:1.5号で1.8kg程度)Daiwa 6lbの引張強度は 2.7kgと他に比べ価格も強度も共に高い。2kg前後のアオリイカでも問題無いが抜き上げは無理。