・始めに: 釣りに、チョットした便利な物は簡易自作してみるのも楽しい暇潰しである。 購入しなければならないほど使用頻度は多くないし、さりとて購入すればそれなりの金額になる。釣具は販売数が少なく、 製作コストが割高になってしまうのだろう。ならば、見てくれよりも機能優先した物を簡易自作してみた。 ・車内編: 釣り道具総ては、釣り専用車(軽)に置くようにしている。何時でも何処でも気が向けば、 直ぐに釣が出来る様にとの思いからである。もっと欲を言えば、キャンプ用品なんかも積みたいのだが、如何せんスペースが限られている。 そこで多少なり工夫してみた。
ロッドホルダー:
季節に依って使用頻度が多いロッドは、ロッドケースに入れず、現地ですぐ取り出し出来る様に、
洗濯バサミで簡易ホールドしている。ロッドケースに入れたロッドは、車内バーに、マジックテープで固定している。
棚:
釣具収容する為の簡易車内棚である。
照明:
夜釣りがメインの為、簡易LED照明を設けてみた。運転席部の足元LEDは、白,青,赤と試したが、
夜のドライブには、赤が一番自然で運転の障害にならない様に感じた。 ・メバリング・アジング・カマス・小物編: エギング以外の釣り装備である。ほとんどの釣具はライフジャケットに忍び込ませいる。 手に持つのはロッドのみ。
シンペン/メタル/JH:
100均で3個100円の小型タッパーにメタルジグ8個とJHを入れた物と、
8個のシンペンを入れた物。一日の釣りでは、これ以上持ち運びする必要はない。
ワーム:
ガルプのベビーサーディンを、スピッツ管に入れて持ち運べるように車内設置。
夏場でも蓋が温度によって開くことはなく安心である。ナルゲンボトルは夏場になると膨張して、ケースのガルプ汁が洩れる経験をした。 ライフジャケット(左側): 100均の先曲がりラジオペンチ用ホルダー。ラジオペンチは、直接伸縮キーホルダーに取り付けると、 キーホルダーがある程度伸びてしまう。そこで、直接負荷をラジオペンチホルダーに持たせ、この伸びを防ぐ為に製作した。 その他、100均のステンレス爪切り。装備1、2は、こちら側のポケットに収納する。上ポケットには、交換電池とロウソク(ロッド抜け防止) その他小物。ちなみに下側にあるパイプは、ホームセンターで購入した塩ビパイプ(@100-)を加工した、ロッドホルダーである。
ライフジャケット(右側その1):
100均の灰皿,ハサミ,ワーム取り出し用パイプ。こちらのポケットには、
雨具/虫除けスプレー/簡易手拭を収納。上ポケットには、リーダー/交換ライン等を収納している。
ライフジャケット(右側その2):
堤防・防波堤等の釣りで、ヘッドランプの代わりにライフジャケットに取り付けた常備ライトである。
(100均ライトを改造)意外と重宝している。 ・エギング編: エギング用の装備のほとんどの釣具は、ライフジャケットに収納している。手に持つのはロッドのみ
エギケース:
100均で2個100円のケースを使用。ケース中の仕切りを取り除いてエギ3.5号を4本収納できる様にした。
2ケース8本のエギを左下のポケットに収納。一日の釣りでは、これ以上持ち運びする必要はない。
ちなみにこちらのライフジャケットは、収納容量が大きいので釣りに必要なものはほとんど収納可能。但し、全体的に重いのが難点。 タモ網: 購入した4m以上のタモ(フカセ用)は、歳と共に重く感じてきた。そこで3m程度の簡易タモを作ってみた。 タモ1(左): 軽量化を図る為アルミパイプΦ8を使用した。長さは3m程度である。 いつも行く釣場は3mで十分で、1.5kgのアオリ烏賊をタモ入れしたが、強度的には問題なかった。 アルミパイプなので、チョッピリ不安ではあったが・・・・・ちなみに自作タモの柄は、折れたロッドの流用で、 且つ、タモの部分と切り離し出来ない構造である。タモの大きさは、小さめのΦ40cmとした。
タモ2(右):
こちらのタモの使用目的はネコ防止である。ネコに囲まれた時、ネコが針掛りしない様、
安全も含めてこのタモをなるべく使用する事にしている。アルミパイプΦ8を使用したΦ25cmのタモである。
ネコが釣った魚をあげるまで、犬の様に「マテ」ができれば良いのだが・・・ちなみに網は、ミカン等を入れているアミである。
・ライン巻き器:
市販品は意外と高い。そこで手作りライン巻き器を作ってみた。材料はその辺に転がっているもの。
まずベースとなるHDDのアルミ部。Φ6mm程度の棒。両サイドのガイドストッパーは落ちていた枝(Φ20mm程度)を加工。
洗濯バサミ(巻き抵抗を与える為。棒を軽く挟むことでラインテンションを与える。)。左右移動防止部(真鍮の部品で何の部品か解らないが工具箱にあったもの。)。
左右移動防止部固定ツマミネジ。スペーサー(40mm)。実際使ってみたが一定のテンションにてラインが巻けている。
意外と便利で実用的ある。右は改良型(右洗濯バサミはラインテンション調整用)で、ベアリングは、レンジフードファンベアリング交換時の故障品。
・スプリットリングプライヤー &
AC100Vインジケーター(LED):
1.#00号/#01号用の小型スプリットリングプライヤーは意外と無いものである。ピンセットタイプのものはある様だが・100均ストレートプライヤー
を追加工して自作してみた。意外と使えて便利である。
2.AC100VスィッチON/OFF確認用に、LEDインジケーターを作ってみた。目的は、切り忘れ防止。
・仕掛け巻きスプールシート & 釣り仕掛け収納ケース:
左側:購入すれば@300-程度のものだが、こんなものにお金を掛ける無駄は無いと思い自作した。
ビニールシートを丸く切り、円周を八等分した場所に切り込みを入れ、針を固定する為の穴(Φ3程度)を、円周上に適当に穴あけしただけである。
右側:釣り仕掛け収納ケースを首に掛けるか Orクーラーにセットする為の改造。
・時計/水温計(釣用):
100均で購入した時計を首からぶら下げている。注意点は、表示文字方向を下(通常と逆)にする方が見やすい。
ちなみに水温計は、@200-程度の水温計で、吸盤の部分に針穴を設け、釣針を引掛けて海水に一分程度沈めて測定。
精度は誤差を補正する必要はあるが、ポケットに忍ばせても邪魔にはなりません。
・不織布マスクガード
(番外):
不織布マスクを着け、ウォーキング等の運動をすると呼吸が荒くなる。この時マスクが口
/鼻に密着して呼吸を邪魔する。この状態を何とか改善出来ないかとのことで、簡易マスクガードを作ってみた。
実際に使ってみた感想は「Good」。マスクを着けている感覚が減少して非常に楽である。
個人に合わせた形状に自由にできるので、興味ある方は是非試してね
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