【アジング/メバリング用ライン インプレー】

アジング/メバリング用の極細PEラインを評価してみた。実際に使用してみて小生が感じたままを記載する。 メーカーに対する善意/悪意があるわけでは無く、又 全く違う見解をおもちの方もおられると思うが・・・寛大な対応をお願い致したい。
モッタイナイ: 皆さん残り30m~40m程度になったPEをどうしていますか?投げた後リールに残り少ないPEを見ると不安になりますよね! でもリールに残った残り少ないPEは、新品同様でモッタイナイとは思いませんか? 小生はボビンにまいて残しておきます。 次に使用したPEが残り少なくなったとき、残しておいたPEを電車結びでつなぎます。飛距離が落ちると思われるかも知れませんがそう感じた事は一度もありません。
但し、リーダーから数mのツナギ目は駄目ですよ。確実に飛距離は落ちると思われます。是非試して見て下さい。

【2016年からPE~エステルライン】
PEライン最大の弱点。それは風の影響をまともに受けやすいこと。1~3gの JH/シンペンでは、3m程度の風でもラインが流されて釣り辛い。以前34のピンキー0.4号を使って見たのですが、扱い難いのと強度的に不安でした。 (25cm以上のメバル狙いが主になる為)たまたまネット上でAMBERCORD SGを知り、調べて見た結果よさそうなので使ってみた。 ”いいね~”漁港では0.25~0.4号(~2.2lb)磯では0.6号(3.3lb)。漁港では、カマスの30cmオーバーと23cmのメバルは問題なく抜き上げ、 磯では30.5cmのメバルも抜き上げることが出来た。風の影響も(比重1.41)PEほど影響はなく、釣り易い状況が作れた。但し、ライントラブルを避けるため、 2000番のリールには100mを巻き、ライン不足した場合の予備として50mはライフジャケットに忍ばせている。参考に、
TICT Jokerは、0.4号(1.6lb)0.6号(1.9lb)
34ピンキーは、0.4号(1.6lb)0.6号(2.3lb)である。
強度的には、AMBERCORD SGが勝っている。当分は、ライントラブルも無く扱い易い、 AMBERCORD SGラインに決定。

【ラパラSufix832】
ゴアファイバーを配合した強力ラインで、比重が1以上で海水に沈む(純水は1.0だが海水の比重は?)。 早速購入して使用してみた。
・初回---いい感じ メーカー宣伝文句の通り。
・3回目--なんとなく毛羽立ってきた。
・5回目--あれ! ラインの途中が団子になっている。団子の部分を良く見ると、ゴアファイバーらしきものが露出している。 しかもラインの先端の方では無いので、これは痛い。
・考察--ゴアファイバー配合とあるが、ゴアファイバーを編みこんだPEライン? 今後の使用は、完全
”NG” とする。

【DUEL Armored F+】
2014年 新発売との事でネット上での評判も良い。早速0.1号100mと150mの2種類を購入し、とりあえず100mを巻いてみた。 4lb(2kg)と0.1号にしては強力である。結果、ラパラSufix832とほぼ同じであった。残りの150mはお蔵入りとなる。
結論:種類の違うラインを配合?(編みこみ)することにどだい無理がある。新しい内(5回以内の使用)は、それなりに性能は申し分無い。 伸縮率の違う素材では、必ず伸縮率の低いほうにストレスがかかり、やがて破断をきたす。こうなっては使い物にはならず、ラインの途中(中間)であれば、ハイ・それまでよ! ---せっかく行った釣場から、後ろ髪を引かれる思いで帰宅の路に・・・・・二度と使うもんか!!!!

【DAIWA月ノ響】
小生には高価なPEラインである。メーカーさん価格設定を見直す努力をして! --- 価格以外は、流石一流メーカーと言わざるを得ない。ほぼ1年の使用(30回以上)の使用に耐えて今も現役である。多少の撚れはあるものの使用には問題ない。 使用回数から見たら、価格的には妥当性があるのかも知れないが---現在PE0.3を五目釣りに使用している。30cmクラスの魚でも抜き上げる事に不安はない。 むしろロッド(DAIWA 月下美人 76L-T)のほうが心配である。

【ラパラ RAPINOVA-X
      MULTI-GAMEDAIWA月ノ響】

強度的には問題なく使い易い。PEにシューを使用度ごとにスプレーするも、10回程度の釣行で糸がらみ 2回程度発生。価格的なことを鑑みれば許容範囲であり、リピート購入した。今後も使用を考えている。
追記:’15-3-5 現在 本ラパラ PE0.3は、¥1,350-くらい迄値下げ販売されていた。 (タックルベリー)通販でも¥1,500-くらいである。