【暇に付、自作ハードルアー(おゆプラ編)ターゲットはメバル】

・初めに: ダイソーで購入したおゆプラの比重は0.9らしい。水の温度変化に依る比重変化は、1.0/4℃ 0.958/100℃である。 いずれにしても細いステンレス線(0.55mm)で作ったアイを組み込むと沈下する。さて浮力Upに何を使うか・・・市販品は成型なので、 ルアー内に空気を閉じ込める事は容易に出来るが・・・・・・う~ん思いついたのは、シモリ玉/発砲材/アクリルパイプ/ストロー/バルサ材位か? ちなみにストローは、全体的に太くなってしまうためお勧めしない。シモリ玉(M)は浮力不足・・・アクリルパイプ/バルサ材は「OK」その他は未確認。 検討結果:全体をおゆプラで作ると、フック装着でバランス悪く極端な尻下がりになる。 F/SS仕様ルアーでは、フックの重さを考慮しなければならない。

・ミノー編リッジもどき(スローシンキング(SS)&フローティング(F)): 常夜灯回りのメバリングは、(SS)Or(F)が良く釣れるらしい。ライズがあるときは(F)で、無い時は(SS)。 さらに、クリア系がベストとの事。早速自作へと・・・果たして釣果は?・・・2020年春~の試釣りが楽しみである。

・沈下スピード確認: お風呂でフリー沈下スピード測定の結果は38cmの水深で3~3.5/sすなわち、7.9~9.2s/mの沈下スピードである。 このスピードがSS Typeであると決めるのは、メーカーの勝手な定義付でしかない。沈下スピードが市販品には記載されていない為、検証されている方の数値を参考にした。 リッジ35SS:1.5s/m~10s/m Maria:1.4s/m~10s/mと幅広く、SSとは?何ぞや!感覚の問題か---いずれにしろ、自作品の沈下スピードは遅い事には間違いない。 これ以上遅くすることは困難である。
【比重(密度)は、真水(淡水)<海水 である為、海水での沈下スピードは、多少遅くなる。】

・材料(準備) おゆプラ・ステンレス針金・めだまシール・カラミ防止チューブ・自作リップ・VMCフック・スプリットリング・クリップ・(100均)等

・ワイヤー加工 おゆプラのクリア使用時、チューブ色で変化を付けてみた。Fミノー製作時は、ワイヤー重量を少なくするために圧着端子の一部を利用して製作。

・フローティング(F) おゆプラの比重は1.0以下であるが、トレブルフックの重さで沈んでしまう為、浮力方法を考えてみた。 浮力UPはバルサ材がベスト。下段はバルサ材によるフローティング製作詳細。

・シンキングSS: おゆプラでつくるシンキングミノー&シンキングペンシル。水中で水平にする為、 Type1: ヘッド側にガン玉を埋め込むタイプ。 Type2: スペーサー&シモリ玉を組み込みタイプ。
基本的にミノーとペンシルは同じであるが、リップを付けるか付けないかの差である。

・APIA製パンチライン が良さげなので、おゆプラで作ってみた。実物を見たことがないので、カタログを参考にしてみたが、なかなか同じ形にならないものである。
似たような形状でオルガリップレスがある。Slow Floating Typeで、こちらも魅力的である。

・【両開きケース】: 薬用ケース(9.5X7.5X3.5cm)に、JH各種とその日に使う分のハードルアーを入れ、ライフジャケットのポケットに入れている。 ・・・その日に使うルアーは4~5種類もあれば十分である。

・【メンテナンス】: 海で使用後のルアーは別ケースに保管し持ち帰る様にしている。使用したルアーは、小型タッパーにて水洗い後乾燥させてから保管する。 面倒な作業だが「サビ」防止の為に必要な作業である。使用していないルアーと同じケースに保管すると、使用していないルアーまでが「サビ」るからである。