・始めに: 改造する目的は、一言で言ってしまえば「暇つぶし」---自分好みの「女」--あっ! 間違えた 「リール」にしょうと考えるのは釣り人の性か? いかんせん高価なリールは、購入の選択肢にない身分として、 せめて扱い易いリールに改造するぐらいが身の丈にあった趣味である。
・改造2:リールスタンド取付け
改造と呼ぶには程遠いが、リールスタンドを取り付ける種類は、11セフィアC3000SDH
13ナスキーC3000SDH 13ナスキーC2000HGS 13ソアレBB C2000PGSS の4リールである。13ソアレBB C2000PGSSは、ねじ込み式ハンドルであり、
スタンドを単純に取付けるだけ-----その他は、チョットした細工が必要ななる。下図は、香川塩ビ工業さんで販売している。
その1:11セフィアC3000SDH 13ナスキーC3000SDH 13ナスキーC2000HGS
は、ハンドル部ネジがM3.5になっている。(電気関係で使用しているネジで端子台ネジにはよく使われている)
シマノだけが何故M3.5なのか理解に苦しむ。11セフィアC3000SDH 13ナスキーC3000SDHは、リールスタンドが取り付けられるネジが切ってあるが
13ナスキーC2000HGSにはない。(M11 ピッチ=0.75)ちなみにM3.5ネジは、長さ16mmぐらいが良い。コーナンで100円(但しFe材)・・・
M11x0.75(細目)は余り使われないネジであり、タップはネット購入になるし高い。C2000HGSのスタンド取付けは、思案のしどころである。
追記:リールスタンド内径Φ8.3(実測)に付き、M3.5ネジ付属の平ワッシャーは使えない。(外径Φ8.5)使うのであれば、
M3用の小型丸(外径Φ6 小ワッシャー)か みがき丸(外径Φ7 大ワッシャー)にすること。
・改造3:自作ダブルハンドル:スカート部
基本ソアレのシングルハンドルを流用(赤丸部)。 尚、ハンドル軸のピンを抜く作業があるが、
ツィンパワーC2000HGSのハンドル軸を購入すれば、この作業は不要。
自作ダブルハンドル:ノブ軸部
ノブ取付け部は、ARL-2028E(L=28)をチョイスしたが、M2.6で切り直しが必要である。
アルミパイプの外径Φ4mm 肉厚1mm(内径Φ2mm)がホームセンターで入手できるのであれば、そのままM2.6のタップ切が可能で価格も安い。
(但し、ホームセンターで探したが、ほとんど置いて無い。)下段のベアリングインナー部を固定するには、
外径Φ5mm内径Φ4mmのアルミパイプを5mmにカットして、アルミスペーサーに組み込む。
自作ダブルハンドル:ハンドル部
ハンドル部は、カーボン Orアルミでも好みのデザインで作れば良い。
自作はアルミ3mm厚でハンドル長45mmと40mmを製作。
自作ダブルハンドル:取付けボス部
手加工で作る手頃な材料が無く、あっても50個単位とかで、余分な数を買わされる羽目になる。
何とか代替品になるものは無いか検討した結果、ターミナルとアルミ取手である。これならば1個単位で購入できるし入手し易い。
今回は機能優先でターミナルを加工して組み込んだ。---
・ 自作ダブルハンドル: ![]() こんなものも! ベイト用ハンドルを、 スピニングハンドルに流用するスピニングスカート(ハンドル軸)も手頃で便利かも・・・図から見た限り、 ハンドルの折りたたみは出来ないかも? 尚、ハンドル止めナット(センターナット)をわすれずに!
自作ダブルハンドル:組み込み
取りあえず組み込む。
自作ダブルハンドル:最終形態
---まぁまぁかな---それはそれなりに満足。
【自作ダブルハンドル:ターミナル編加工詳細】 ””暇潰し””に自作する場合の具体例を書いてみた。 ![]()
![]() ![]()
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13ソアレBB C2000PGSS スプール
ソアレの替えスプール購入を検討していた。13ナスキーC2000HGS用として
既に2個持っていたのに更に購入しなければならないのかと-----新しいリールを購入するたびに無駄遣いの始まりである。
使い分けも考えているが、多分ナスキーはマイナー落ちである。たまたまシマノのスプール互換表を見ていたら、
ソアレとナスキーのスプールは互換性がありそうだ。但し、ドラックツマミ(多分ドラックノブ組)がセットとの事なので、
このドラックノブ組(@800)を購入すれば、ナスキーのスプールも無駄にならずに済みそうである。---
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